2015年09月25日 (金)
彼岸の中日23日秋分の日にお墓参りへ出かけたり、お仏壇におはぎをお供えしたりしますが、
春の彼岸の中日の春分の日とは同じ彼岸の中日でも全く意味合いが異なります。
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」
秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」
という趣旨なんだそうです。
また、お供えするおはぎも春の彼岸ではぼた餅になります。

形が多少違っていたり、使用する餡が「こし餡」か「つぶ餡」かといった違いがありますが、
そもそも春と秋の彼岸でなぜ呼び方が違うのか?
これは漢字にヒントがあり、ぼた餅の「ぼた」は春に咲く牡丹の花に、
おはぎの「はぎ」は秋に咲く「萩」の花に因んでいるので春は「牡丹餅」、
秋は「御萩」と呼ばれるようになったそうです。
豊寿園でも23日の秋分の日に御萩を準備して、秋のお茶会を開催致しました。


暑さ寒さも彼岸まで。
暑さがまだ少し残る昼間と、冷え込む朝晩の気温差で体調を崩しやすい季節です。
お彼岸も過ぎ、これから肌寒い日が多くなってきます。
体調管理に気を配り、日々過ごしていきましょう。