1月11日。今日は鏡開きです。
鏡開きとは、お正月に神様、仏様に供えていた鏡餅を下げ、それを食べるという昔からある風習です。
神様に備えた食べ物には力が備わると考えられ、神様や仏様に感謝しながらそれを食べることによって、無病息災を祈願するのだそうです。
豊寿園でも、今日は鏡開きのぜんざい会を行いました。
毎年恒例の行事で、年末に園でついた小餅が入っています。

今日みたいに寒い日は、甘くて温かいぜんざいがとても美味しいですね。
厨房職員特製のぜんざいは、毎回人気で、普段お茶会などにあまり参加されない入居者の方も今日は参加されていました。



また、デイサービスでも今日のおやつにぜんざいを提供致しました。
皆様にとても喜んで頂けた鏡開きとなりました。
今週末は気温が下がり、とても寒くなるそうです。
風邪、インフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症も全国的に流行しているとの事なので、手洗いうがいなどの感染予防に努めましょう。
1月7日は五節句の一つである『人日の節句』です。
無病息災を願い『七草粥』を食べる風習があります。
この習慣はお正月のごちそうで疲れ気味の胃を休めるという意味があり、平安時代から始まったと言われています。
皆さんは「春の七草」を全部言えますか?

「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草」
古くから詠われてきた春の七草の句です。
この七草を入れて作るのが「七草粥」ということになります。
すずなは「かぶ」、すずしろは「大根」の事です。
かぶや大根の他にせりも馴染みがあると思います。
七草にはそれぞれ効能があり、ビタミンや消化を助ける成分が多く含まれています。
七草粥は朝に食べるものだそうですが、豊寿園では毎年デイサービスの利用者様にも楽しんで頂けるよう、昼食のメニューに入れて提供しています。

豊寿園特製の七草粥は、七草の他に鶏肉と人参を加えて七草の青臭さを抑え、味付けもしょうゆ仕立てにして食べやすくしています。
出来立ての温かい七草粥を食べて、体もぽかぽか温まり、入居者様・デイ利用者様に大変好評でした。

新年明けましておめでとうございます。
2017年がスタートしました。
1日は天気も良く、初日の出を見られた方も多いのではないでしょうか?
元日の朝、ケアハウス豊寿園では年頭式がありました。

皆様のご健康とご多幸をお祈りし、お屠蘇で乾杯をして、その後朝食にお雑煮を食べました。

朝食後は毎年恒例、地元の神社へ初詣に出掛けました。

そして、昼食はこちらも毎年恒例の厨房職員手作りのおせち料理でした。

赤飯、煮物、紅白かまぼこ、伊達巻き、竜眼、ぶりの照り焼き、柚子松風、紅白なます、数の子、黒豆、淡雪寒天、栗きんとんに果物とたくさんのおせち料理に、皆様とても喜ばれていました。
皆様にとって今年1年もより良い年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願い致します。